過去の催物

畑中優展

畑中優展

展示内容

2013年4月の催物、『畑中優展』を開催致しました。

当ギャラリーでは3回目の展示でした。初日6日は畑中優さんも在廊し、たくさんの方がお越しくださいました。大変ありがとうございました。

 

【 逃げて来た道 】

見通せない遠近法で、荒涼とした大地に凛として佇む人間模様の世界を描く。
質素だが実感のある毎日だった昭和の記憶へと誘う濃密な密度の空気が、観るものを時間の堆積である己の記憶をフラッシュバックさせ、脳裏に静かなるドラマを再現させる。

そこには男・女・老人・少年・道化師・異邦人・犬・昆虫・植物等々、彼の生きるものへの慈しみが根底に連なり、それぞれが共鳴しながらその輝きを放っている。

それらモチーフの一つひとつの形象がクリアで力に満ちた将来へのエネルギーを感じるのは私だけであろうか。

小品でも秀でた描写力はともすると形象を克明に写すことで自己満足に陥りがちだが彼は細部まであえて描かず、余韻を残しつつ空間をのびやかに表現してみせる。

絵を飾る重厚な額は彼自身の手によるもので作品をさらに魅力あるものにしている。


是非多くの方に静かなドラマに接するひとときをお勧めしたい。

独立美術協会会員 久我 修

 

畑中優展 作品紹介

永遠の友を待つ

永遠の友を待つ

 

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